プレスリリース:デジタル簡易無線登録申請書を英語で作成するオンラインツールの公開

Posted on May 16, 2021
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Posted on May 16, 2021
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札幌市|北海道のアウトドア情報を英語で発信する非営利任意団体「HokkaidoWilds.org」は、05月16日に、デジタル簡易無線の登録申請書を英語で作成できる無料オンラインツールの公開を発表した。日本在住、或いは日本に頻繁に渡航する英語話者が本ツールを利用し、合法した形で高出力のトランシーバーが利用可能に。英語の入力画面で登録事項を記入すると、印刷して最寄りの総合通信局に提出できる日本語の申請書がPDFとして出力。外国製のトランシーバーは日本で使用禁止であるため、外国人のスポーツチームやバックカントリースキーヤー、シーカヤッカー、研究チームなど、メンバー間のコミュニケーションを円滑にするため、かつ、近年問題となった不法無線局の使用を少しでもなくすために、かつてなかったこの英語ツールが役に立つのを期待している。

北海道(特にニセコ周辺)では、外国人による外国製の無線機の使用や、登録なしで無線機の使用などが大きな問題になっている(北海道通信局に参照)。そうした違法な無線使用を少しでもなくそうと思い、HokkaidoWilds.orgが英語で日本の規格に合ったデジタル簡易無線機の登録申請書を作成できる無料オンラインツールを開発し、2021年5月16日に公開した:https://hokkaidowilds.org/how-to-register-two-way-digital-kan-i-radios-in-japan-in-english

本ツールは、日本国内で販売されている、日本の技適マーク が付いた高出力(~5W)の「デジタル簡易無線機」に該当される。デジタル簡易無線とは、日本独自の免許不要の双方向無線規格で、341Mhzの周波数で運用されている。日本で唯一のハイパワーな免許不要のトランシーバーの選択肢であり、世界的に見ても免許不要のトランシーバーとして非常に高出力である。通信距離は1~5kmで、携帯電話の電波を必要としない。

デジタル簡易無線機の登録は、日本国内に住所を有する個人であれば誰でも可能。また、日本に拠点を置く企業や、法人格を持たない団体も登録を申請することができる。登録には、総合通信局に支払う登録申請料約2,300円の手数料と、年間600円の電波使用料が必要となるが、HokkaidoWilds.orgの申請書作成ツールは無料で利用できる。無線機の登録期間は最長5年間で、その後は登録を更新する必要。

HokkaidoWilds.orgのデジタル簡易無線登録申請書作成ツールの特徴

任意団体HokkaidoWilds.org(ホッカイドウワイルズドットオーアールジー)について
HokkaidoWilds.orgは、北海道のアウトドア情報(バックカントリースキー、登山、カヌー、自転車ツーリング)を英語で発信し、情報を十分揃った上で北海道の素晴らしいアウトドアを楽しもうという狙いで立ち上げた非営利ウェブサイト。月間訪問者数は10万人程度で、利用者の安全に第一に、スマホ地図アプリで利用できるGPSファイルや現在地がわかる印刷用のGeoPDF地形図、安全ノートなどの情報提供。2019年度国土交通省主催全国Geoコンテストで入賞する他、道内のアウトドアシンポジウムなどで講演/講義やアウトドア関連組織との連携が多数。

連絡先
トムソン・ロバート(Hokkaido Wilds創立者)
TEL: 080-4228-6132(日本語可)
メール:rob@hokkaidowilds.org
インスタグラム:@hokkaidowilds
フェイスブック:https://www.facebook.com/hokkaidowilds

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